知っておくべき「車庫・ガレージ基礎情報」

ガレージとカーポートの違いを正しく知ろう

ガレージとカーポートの違いを正しく知ろう

多くの方にとって、ガレージとカーポートは同義語かもしれません。しかし、構造や実用性、税制面で見ると両者には大きな違いがあることもまた確か。こちらでは、小牧市を中心に愛知・岐阜・三重・静岡エリアにてガレージ、車庫・倉庫、カーポート、ガレージハウスの開発・販売を手がける「三喜工務店」がそれぞれの違い、知っておくべきポイントについてご説明します。

ガレージとカーポート、そもそもどこが違うの?

ガレージとカーポート、そもそもどこが違うの?

ちょっとした言い方が違うだけで、内容はそんなに変わらないんじゃない?──というのが、多くの方の共通認識かもしれません。確かにマイカーを雨風などから守るという点ではまったく同じもののように思えますが、じつは、両者には決定的な違いがあります。

それは、構造。カーポートが屋根と柱だけで構成されているのに対して、ガレージは壁とシャッターで密閉空間を構成しています。構造が違えば施工の仕方も大きく変わります。建物であるガレージは住宅同様に基礎工事や土間打ち工事を必要とします。だから、簡易なカーポートよりも建築費用がかさみますが、この点には要注意です。

建てる前に知っておきたい大事なポイント

ところが、違いは構造や施工法、建築費用の多寡だけではありません。また、どちらにも共通することですが、設置するにあたって知っておかなければならないポイントがあります。とくに以下の点には注意してください。

Point1.建物とみなされるガレージには固定資産税が課される

Point1.建物とみなされるガレージには固定資産税が課される

じつは、ガレージは住宅と同様、建築物とみなされるので、固定資産税の対象となります。ここを知らずにガレージを建ててしまうと、あとで予想外の出費が生じるのでしっかり認識しておきましょう。それなら、固定資産税のかからないカーポートがいいということになりますが、じつは、個人宅に設置する場合はともかく、これを事業用として導入すると課税対象となる場合があるのでやはり注意が必要です。

Point2.ガレージなら法律に適合する義務がある

Point2.ガレージなら法律に適合する義務がある

ガレージが住宅同様の建物なら、建築基準法や都市計画法といった法令に則ってつくらなければなりません。建ぺい率や容積率、用途地域といった点で、その地域の建築条件を満たしているかどうか、役場に確認する必要があるということです。

Point3.カーポートやガレージの大きさをどう決めるか

Point3.カーポートやガレージの大きさをどう決めるか

カーポートかガレージかを検討する以前に大切なことがあります。それは、どの大きさの車を何台駐める必要があるかという基本的な事柄の確認です。これが、はっきりしていなければ、計画は前に進みません。税制面などでどちらが有利になるかは、まずここを決めてから考えましょう。

Point3.カーポート・ガレージを設置する上でもっとも重要なこと

Point3.カーポート・ガレージを設置する上でもっとも重要なこと

前述のように、ガレージにするかカーポートにするかは、課税か非課税かといったことだけで決められません。多少コストをかけても、マイカーをしっかり守りたい場合はガレージよりほかに選択肢はありませんし、予算や敷地が十分に確保できなければカーポートにしたほうがベターと言えます。

しかし、何よりも地震や台風などの災害に遭っても倒壊しないよう丈夫で安全な構造や設計にすることのほうが重要。豪雪地帯なら、年メートルという積雪にも耐えるだけの頑健さも欠かせない要件です。三喜工務店なら、お客様のご事情やご要望をしっかりと伺って、最善のプランをご提案いたしますのでご安心ください。